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山代温泉の街なかを劇場に 邦楽やアフリカンパーカッションなど15公演

山代温泉の鎮守「服部神社」拝殿でも琵琶や雅楽の演奏が行われる

山代温泉の鎮守「服部神社」拝殿でも琵琶や雅楽の演奏が行われる

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 プロによる邦楽や民族音楽の公演「山代楽市楽座(がくいちがくざ)」が10月29日、加賀・山代温泉の寺社仏閣を会場に始まった。

「山代楽市楽座」15公演のプログラム

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 街を劇場とすることで温泉街に活気を取り戻したいと、今年初めて開いた同イベント。温泉の守護神を祭る「服部神社」の拝殿と、500年以上の歴史を持つ「専光寺」が会場となり、プロによる雅楽や琵琶、琴など邦楽のほか、アフリカンパーカッションやバリの影絵「ワヤン」など15公演を繰り広げる。いずれも2,000円(未就学児無料)で、山代温泉観光協会や宿泊するホテルでチケットを扱うほか、席に余裕があれば会場で当日券を販売。プログラムは観光協会のサイトで確認できる。

 開湯1300年を記念して1996(平成8)年に始まった「山代大田楽」は、昨年同様コロナ対策のため、通りを行進しながら演舞する「湯入れ行列」となり、10月30日・31日の20時から行う。地元の中学生も参加し、ライトアップされた服部神社をスタートして温泉街を練り歩く。30日からは「やましろプロムナード」として道路上にプロジェクションマッピングを投影し、行列を盛り上げる。

 観光協会事務局次長の曽谷幸夫さんは「神社の拝殿を舞台にすることも初めての試み。さまざまなジャンルの多彩なプログラムを用意したので、街中を劇場として楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。

イベントは11月2日まで。プロジェクションマッピングは11月28日まで。

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