小松の「大倉岳高原スキー場」(小松市尾小屋町)で12月18日、今シーズンの営業を前に安全祈願祭とオープン式が行われた。
地元の神職がロッジに設けた祭壇で神事を行い、前日からの寒波で10センチほど雪が積もったゲレンデを払い清めた。
所長の谷口宏文さんは「あと20センチほどの降雪があれば、圧雪してゲレンデを整備できる。次の寒波も来ていることから、今週末には営業を始められれば」と話す。営業情報はホームページのほか、LINEの公式アカウントや、フェイスブックでも提供する。
昨年はコロナ禍にありながら、80日で4万5000人の来場者があった同スキー場。今年はそれを上回ることができるよう、メーカーとタイアップしてレンタルスキーとスノーボードを一新した。食堂も民間に委託し、新しい営業スタイルに変わる。宮橋勝栄小松市長は「今年はオリンピックイヤーで、ウインタースポーツが盛り上がることを期待している。大倉岳で多くの人にスキーやスノーボードを楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛ける。
今シーズンは、3月20日までの営業を予定しており、12月25日までシーズン券の前売りを発売する。価格は、一般=1万5,000円、高校生以下=6,000円。
営業時間は8時30分~21時(日曜は17時まで)。月曜定休。年始の営業はホームページなどで確認できる。