航空自衛隊小松基地のオリジナルグッズなどを販売する「High rate climb(ハイレートクライム)」(小松市浮柳町)が4月17日、小松空港の2階にオープンした。
運営する「RHアフターサービス」(白山市源兵島町)の野澤達也社長は根っからの自衛隊ファン。20年以上ワッペンやTシャツといった自衛隊グッズの製造販売や、全国各地の航空祭やイベントなどの催事に携わってきた。昨年11月に期間限定で、小松空港で販売したところ、思った以上に反響があり、客から常設を希望する声が多く寄せられたことから開店を決意したという。いろいろな商品を見て楽しんでもらえればと自社商品以外も集め、約1200点の自衛隊や航空関係のグッズをそろえた。
「ガチャ」として人気のカプセルトイに入れる商品には、小松基地に所属する303、306飛行隊や飛行教導群(アグレッサー)の玩具を新たに開発。小松基地60周年記念で描かれた壁画を元にしたタオル、小松市内の精肉店が作る鶏の唐揚げ「小松基地空上げ」なども販売し、「自衛隊機を見るために小松空港を訪れる客にも喜ばれる店を目指す」という。
現在、店内に飾るための小松基地所属戦闘機の写真を募集している。来店者に投票してもらい、入賞者には記念品を進呈。応募はプリントされた写真のみで、サイズに規定があり、持ち込みか郵送で受け付ける。募集は5月29日まで、投票は6月30日まで。
野澤さんは「自衛隊が好きな人たちに楽しんでもらえる店になれれば。この店を通して小松基地を応援していきたい」と意気込む。
営業時間は7時30分~19時30分。木曜定休。