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加賀・大聖寺で痛車とコスプレイベント 寺巡りとサブカルの融合目指す

2020年に開かれた「痛車ミーティング&街かどコスプレーヤー」の様子(右はNPO法人「たぶんかネット加賀」理事長の小矢田進さん)

2020年に開かれた「痛車ミーティング&街かどコスプレーヤー」の様子(右はNPO法人「たぶんかネット加賀」理事長の小矢田進さん)

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 加賀の北前船主の屋敷「蘇梁館」(加賀市熊坂町)一帯で10月23日、「痛車ミーティング&街かどコスプレーヤー in加賀」が開かれる。

アニメやゲームなどのキャラクターやロゴで車体を装飾した「痛車」

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 痛車とは、漫画やアニメ、ゲームなどのキャラクターやそのロゴなどをシールやペイントなどで車体に装飾した車で、全国から約50台が集結。アニメのキャラクターなどに扮(ふん)するコスプレーヤーも参加し、船主屋敷や周辺の寺などでの撮影会も行う。主催するNPO法人「たぶんかねっと加賀」理事長の小矢田進さんは「イベントは毎年参加者から好評で、今年は規模を拡大した」と話し、大同工業の駐車場を提供してもらうことに。会場には飲食ブースも設け、イベント出店は初めてだという地元の居酒屋などのチャレンジの場とする。

 10月29日~11月3日には、近くの9つの寺院や神社で「山ノ下寺院群巡り」が開かれ、普段は一般開放されていない境内で演奏会やお茶会、庭園鑑賞などを有料で行うほか、蘇梁館では、戦国武将が戦の際にお守りとして身に付けたという「兜仏(かぶとぼとけ)」や、市内在住の切り絵作家、アレクサンドル・ルロワ・コルトさんの作品を展示する。

 小矢田さんは「イベントを通して加賀の歴史や文化を知ってほしい。寺や北前船主屋敷、日本庭園などで撮影・発信してもらうことで、来週から始まる寺院群巡りを多くの人たちに楽しんでもらうきっかけとなれば」と期待を寄せる。

 開場時間は10時~16時。

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