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小松の洋菓子店が地元農家とコラボ 完熟ブルーベリーをふんだんに

「きらぼしファーム」の小坂佐枝子さん(左)と「ケーキハウスマルフジ」の越栄亮弥さん(右)

「きらぼしファーム」の小坂佐枝子さん(左)と「ケーキハウスマルフジ」の越栄亮弥さん(右)

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 小松の洋菓子店「ケーキハウスマルフジ」(小松市沖町、TEL 0761-22-7866)が7月23日、地元小松産のブルーベリーを使った新作スイーツを発売する。

土曜・日曜・祝日限定で販売する「ブルーベリーフロマージュ」

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 同店は1955(昭和30)年創業の、小松で最初にできた洋菓子店。半分に切ったメロンに10種類ものフルーツとゼリーを詰め込んだ「メロンボール」が名物で、旬のフルーツの味わいを生かしたスイーツを製造販売している。地産地消にもこだわり、イチゴやトマト、サルナシを使ったコンフィチュールなど、地元農家から直接仕入れた食材を積極的に使う。

 今年は、市内のブルーベリー農園「きらぼしファーム」とのコラボレーションをスタート。6月から朝採れの完熟ブルーベリーをふんだんに使った「ブルーベリータルト」(680円)を販売したところ好評で、「ブルーベリーフロマージュ」(700円)も週末限定でラインアップに加えることにした。同店取締役でパティシエの越栄亮弥さんによると、「軽くて口溶けがいいレアチーズケーキ。中にブルーベリーの濃縮ソースを閉じ込めており、甘味と酸味のベストバランスを楽しめる」という。土曜・日曜・祝日のみ、8月中旬頃まで販売。同園では20種類ほどのブルーベリーを栽培しており、時季によって移り変わるブルーベリーの品種の違いも楽しめる。

 越栄さんは「完熟の大粒ブルーベリーのおいしさを引き立てることにこだわった。小松でブルーベリーが栽培されていることや、さまざまな品種があることなどを知ってもらい、採れたての旬の味を楽しんでもらえたら」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~18時。月曜・火曜定休。水曜は焼き菓子のみ販売。

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