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小松運動公園のバラ満開 イベントではマルシェやワークショップも

ベルギー・ビルボード市との姉妹都市提携40周年を記念して作られた「Vロード」

ベルギー・ビルボード市との姉妹都市提携40周年を記念して作られた「Vロード」

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 小松運動公園(小松市末広町)のバラ園が見頃を迎え、5月27日、バラを引き立てるためさまざまな草花を飾り付けた「バラフェスこまつ2022」が始まった。

アーチを彩る大輪の真っ赤なバラ「ダブリン・ベイ」

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 小松市とベルギー・ビルボード市の姉妹都市提携40周年を記念して、ビルボード市から2014(平成26)年に寄贈されたバラ園。スポーツの拠点施設内にあることから、「勝利」にちなんで「Vロード」と名付けられ、赤と黄色のバラがV字に植え込まれた。その後、ガセボやローズタワー、五輪のマークを形取ったローズリングなども設置され、現在は2557平方メートルの広さに71種類、約1400株のバラが植えられている。大輪の真っ赤な「ダブリン・ベイ」や、中心が金色で赤とピンクの絞り模様が特徴の「エドガー・ドガ」など、会場は色とりどりのバラが咲き乱れ、写真撮影する人でにぎわいを見せている。

 昨年は末広野球場前の歩道沿いにローズロードを整備。オーナーを募ったところ、65本のバラが植樹され、ロープに絡んだツルバラなど見応えのある花壇に生まれ変わった。小松市緑花公園課によると、「小松友好バラ園友の会」のボランティアスタッフが手入れに加わり、会期中もしおれた花をこまめに取り除くなど、市民の力で美しく保っているという。

 5月29日にはイベントが開かれ、バラの育て方の講習会や、ガーデングッズやバラの苗、軽食などを販売するマルシェが予定されている。他にも、せっけんに絵などを貼るデコパージュ(200円)や、アロマワックスバー(300円)のワークショップのほか、中学生が講師となりバラの香りのスライムを作る子ども向けワークショップ(100円)なども開催。予約制だが空きがあれば当日参加も可能。

 イベントは10時~14時。「バラフェスこまつ」は6月5日まで。

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