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川北・麦畑の真ん中で生クラフトビールを 期間限定でオープンデッキ

サッカーコート3.5個分の麦畑の中に、茶室をイメージした畳敷きのデッキ2基を設置

サッカーコート3.5個分の麦畑の中に、茶室をイメージした畳敷きのデッキ2基を設置

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 クラフトビールの製造販売を手がける「わくわく手づくりファーム川北」(川北町橘新、TEL 076-278-8989)が5月14日、麦畑の中で生ビールが飲めるイベントを始めた。

橘小学校の児童が見学に訪れた様子

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 同社はビールの原料となる大麦やホップを栽培。「刈り入れ間近の麦畑でクラフトビールを飲んでもらえたら気持ちがいいのでは」と、同町で建築やデザインを手がける会社「BEYOND(ビヨンド)」の思いつきから、今回の企画に至ったという。入口博志社長は「ヒバリのさえずりも楽しめる最高の場所。川北の魅力を多くの人に知ってもらえるなら」と快諾し、構想から2年越しで開催にこぎ着けた。

 昨年10月に種をまき、順調に育った麦畑の真ん中に四畳半のデッキ2基を設置。黄金色に輝く麦を360度見渡しながら、生ビールをサーバーで楽しむことができる。寝転んだ時に視線が麦の高さと同じになるようにし、取り外し可能な日除けも用意した。完全予約制とし、定員は4人。飲み放題付きが1組1万円、ビールなしのプランは1組7,000円。

 現在クラウドファンディングで支援を募っており、リターンには、川北町で採れた麦芽とホップのみを使ったビールに試作中のビールを詰め合わせたセットや、ホップ摘み体験ができるセットなども用意した。

 企画したBEYONDの田中順也さんは「水田など季節を変えて実施することも検討しており、川北町の新しい名物になることを目指している。川北町の原風景を体感しながら、最高のロケーションでビールを飲んで楽しんでもらえれば」と熱意を見せる。

 開催は金曜・土曜・日曜限定で、10時~14時と14時30分~18時30分の2部制。予約はメールやインスタグラムのメッセージで受け付ける。5月29日まで。

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