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川北の地ビール醸造所が酒米のクラフトビール製造 イオンで販売

イオンモール白山のオープンを記念して製造した「白山酒米百万石ビール」(398円)

イオンモール白山のオープンを記念して製造した「白山酒米百万石ビール」(398円)

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 麦作りから地ビールの製造・販売まで行う「わくわく手づくりファーム川北」(川北町橘新、TEL 076-278-8989)が7月17日、イオン限定のクラフトビール「白山酒米百万石ビール」を発売した。

「白山酒米百万石ビール」ギフトセット

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 同社は、入口博志社長ら商工会有志が「地元の麦でビールを造りたい」と調査を始めたことをきっかけに、1998(平成10)年に設立した農業法人。2008(平成20)年からは麦茶の原料となる六条大麦でビール造りにチャレンジ。モルトも自社生産し、最近になってようやく、地元産の麦を100%使ったオリジナルビールの商品化に成功した。さまざまな企業とコラボレーションしたビールの製造も行っており、これまでに30種類以上のオリジナルビールを生み出してきた。

 7月に開店したイオンモール白山(白山市横江町)のオープンを記念して製造した「白山酒米百万石ビール」(398円)は、原料に石川県で栽培が盛んな酒米「五百万石」「石川門」を使っており、地元酒米農家を応援したいという思いも込める。営業マーケティング担当の大高綾美さんは「ホップの爽やかな香りと、酒米特有のまろやかな後味が特徴の優しい味わいのビールに仕上がった」と話す。

 イオンモール白山のリカー担当者によると、「高価格帯のビールでありながら、多い時には60本と売れ行きは好調。一度飲んでみたいと手に取るケースが多い」。単品では石川県内をはじめ、富山、長野、新潟のイオン12店舗で販売しているが、現在ギフトでの取り扱いは同店のみ(12本入り、5,060円)で、県外向けに贈答で購入する人の姿が目立つという。

 販売は1万本限定。イオンモール新小松、イオン小松店、イオン加賀の里店でも扱う。

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