「サイエンスヒルズこまつ」(小松市こまつの杜)のプラネタリウムで11月23日、「熟睡プラ寝たリウム」が開かれる。
同イベントは、2011(平成23)年の勤労感謝の日に兵庫県の明石市立天文科学館で始まった「眠るためのプログラム」で、現在は全国各地で開かれる恒例イベントとなっている。小松では今年で4回目。3Dコンテンツも投影可能な明るいプロジェクターで、満天の星空を眺めながら、解説員の語りで眠くなるような演出を行う。ブランケットやネックピローなども持参できる。
同館では、ぐっすり眠りたい大人と、眠らないことに挑戦してくる子どもたち向けにプログラムを分けることで、それぞれに楽しめるように配慮しているという。眠るためのプログラムを提供する一般向けの回では8割以上が寝てしまうという結果に。対象を分けたことで、一般向けの参加者から「眠りやすくなった」と好評だったため、今年も異なる内容で2回実施する。予約は不要だが先着順。
解説員の田井静香さんは「勤労感謝の気持ちを込めて、日頃の疲れをここで癒やしてもらえたら。家族で過ごす方には、家族の時間を楽しんでもらえるよう工夫を凝らしているので、ぜひ生解説を楽しんでいただきたい」と観覧を呼び掛ける。
上映開始は、ファミリー向け=14時50分、一般向け=16時。入館料は、大人=500円、高校生以下=250円、2歳以下無料。