食べる 暮らす・働く 学ぶ・知る

小松のコワーキングスペースでワークショップ 米こうじのレモンシロップ作り

福井「三七味噌」の片山裕一さんが、米こうじとレモンを使ったシロップ作りを指導

福井「三七味噌」の片山裕一さんが、米こうじとレモンを使ったシロップ作りを指導

  • 23

  •  

 小松でコワーキングスペースを運営する「EATLAB(イートラボ)」(小松市園町、TEL 050-3740-0149)が7月25日、こうじを使ったレモンシロップを作るワークショップを開催した。

EATLABで開催しているオープンラボの様子

[広告]

 2019年にオープンした同施設は、ワンフロアの広々としたスペースに大きなキッチンがあり、水曜限定でランチ(1,000円)を提供。同所から日本の伝統的な食文化を未来につなぐ活動をしたいと、毎月「食」をテーマにしたワークショップも開いている。

 午前と午後に2回行ったワークショップには、小松市内や福井県から約40人が参加。講師は福井でみそ店「三七味噌(みそ)」を営む片山裕一さん。みその奥深さに触れ、2016(平成28)年に独立。こうじを使った商品開発をはじめ、こうじのさまざまな使い方を提案している。今回は炭酸水などで割るためのシロップ作りを行った。香りの良い国産レモンと、グラニュー糖、米こうじを交互に重ね、毎日かき混ぜると、半月後に爽やかなレモンシロップが完成するという。

 PR担当の瀬尾裕樹子さんは「普段、ビジネス利用されているスペースを一般に開放することで、コワーキングスペースがどういう場所かを知ってもらいたい。大きなテーブルやキッチンなどを活用して、趣味の制作やイベント会場として気軽に使ってもらえれば」と話す。

 一角には子どものプレースペースがあるのも特徴で、子どもを連れて打ち合わせができる場所として法人利用もあるという。

 コワーキングスペースの営業時間は9時~18時。日曜定休。オープンラボは毎月最終日曜に開催し、ワークショップや雑貨の販売、ランチ提供などを行う。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース