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加賀市中央公園がリニューアル 子どもたちは噴水に大はしゃぎ

夏休み開始に合わせてリニューアルオープンした加賀市中央公園

夏休み開始に合わせてリニューアルオープンした加賀市中央公園

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 リニューアル中だった加賀市中央公園(加賀市山田町)の「こどもの遊び場」が完成し、7月21日、オープニングセレモニーが行われた。

赤鬼と青鬼も鮮やかによみがえった

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 40年以上市民に親しまれてきた同園。遊具や施設の老朽化が進み、加賀市の子育て支援事業の一環として、2016(平成28)年から5年をかけ改修を進めてきた。市民の声を取り入れ、2018(平成30)年には屋内で子どもが遊べる「かがにこにこパーク」をオープン。県外からも多くの子どもたちが訪れる公園として人気が高まったという。

 加賀市の珍スポットとして知られてきた「おとぎの国」エリアは、「古くさくて怖い」というイメージを一新し、安全に遊べる場所にしたいとリニューアル。竜宮城や鬼ヶ島の色を塗り直したり、芝生を養生したりするなどして、明るく開放的な空間にした。これまで60センチほどの深さがあり手入れがなかなか行き届かなかった池は、水深5センチに整備。一部は埋め立て、大人の背丈ほどに高く上がるドライタイプの噴水を設置し、小さい子どもも安心して水遊びできる施設にした。噴水施設は8月まで毎日稼働させる予定で、暑い日が続けば9月に入っても遊べるようにするという。

 宮元陸市長は「かがにこにこパークと一体となって遊べる施設として整備した。たくさんの子どもたちに遊びに来てほしい」とあいさつで述べ、市内の園児と共に風船を飛ばして完成を祝った。加賀市では市内に点在する遊具の整備も進めており、「子育てしやすい街」を推進していくという。

 噴水の稼働時間は10時~16時。

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