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「日本遺産」が小松に集結 全国の歴史や文化を一堂に

サテライト会場の一つ「観音下石切場」

サテライト会場の一つ「観音下石切場」

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 これからの日本遺産を考え、その魅力を広く発信しようという「日本遺産サミットin小松」が11月13日・14日の2日間、「こまつ芸術劇場うらら」(小松市土居原町)などをメイン会場に開かれる。

「日本遺産サミットin小松」のチラシ

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 文化庁が認定する「日本遺産」は、日本の文化・伝統を語ることができる「ストーリー」を通じて、地域の歴史的魅力や特色に価値付けし、保全と共に地域活性化を図ろうという取り組みで、小松には「石の文化」と「北前船」の2つが認定されている。今年は小松がシンポジウム会場に選ばれ、「地域と人とものづくり」をテーマに全国から104の日本遺産が集結。各地の「日本遺産」の魅力を展示・体験できるコーナーや、祭りのステージ、小松の名物「塩焼きそば」「小松うどん」などを提供するグルメブースも設け、イベントを盛り上げる。

 小松駅周辺のメイン会場以外にも、日本遺産の拠点地域となる市内6カ所にサテライト会場を設置。紅葉が見頃の「那谷寺会場」や、北前船の寄港地として繁栄した「安宅地区会場」のほか、「観音下(かながそ)会場」では、露天掘りされ切り立った石壁がそびえる石切り場などを見ることができる。期間中は無料シャトルバスを運行する。

 11月14日には、「サイエンスヒルズこまつ」(こまつの杜)の3Dシアターで、小松の日本遺産をテーマに日本舞踊・胡弓・笛・邦楽囃子による映像を上映するほか、カンボジアの世界遺産「アンコール・ワット」と中継をつなぎ、小松の石文化について紹介する。

開催時間は10時~16時。

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