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北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI」 那谷寺では重文書院などで作品展示

Photo by Yasuhiro Shimoka (C)Takuro Kuwata, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

Photo by Yasuhiro Shimoka (C)Takuro Kuwata, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

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 工芸の一大産地である北陸で9月10日から45日間の日程で、工芸の魅力を体感できる祭典「GO FOR KOGEI 2021」が開かれる。

1300年の歴史がある小松市の那谷寺

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 初開催の昨年は、新型コロナの影響で内容を一部変更しオンライン中心となった同イベント。今年は前回予定していた歴史的建造物での作品展示を行い、1300年の歴史がある那谷寺(小松市那谷町)も会場となる。特別拝観エリアである、国指定重要文化財の「書院」と文部省名勝指定園「琉美園」内の茶室で、5人の作家の作品を展示。金沢21世紀美術館特任館長の秋元雄史さんのキュレーションにより、地域の歴史や風土を感じられる空間を生かしながら、多様化する現代工芸を紹介する。

 金沢では市内中心部の2つの会場で、13人のディレクターと工芸作家・職人・生産者がチームを組み、新たなプロダクトや活用例を生み出すプロジェクト型の展覧会を行う。

 公式サイトでは、秋元さんによる見どころの紹介、作家のインタビュー、北陸を旅しながら特別なアート体験を楽しむ「おすすめモデルコース」などを掲載。全5会場の入場券をセットにした共通パスポートの前売り販売もしており、9月9日のオープニングイベント配信の視聴や、北陸3県の工芸祭を巡るスタンプラリーに参加できるなどの特典を用意する。

 金沢での特別展のみ火曜休館。共通パスポートはオンラインで販売しており、前売り券=2,500円(9月9日まで)、当日券=3,000円。10月24日まで。

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