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「九谷茶碗まつり」約2年半ぶりに開催 星のカービィ絵付け体験もスタート

約2年ぶりに現地開催となる「第112回九谷茶碗まつり」

約2年ぶりに現地開催となる「第112回九谷茶碗まつり」

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 九谷焼の窯元などが一堂にそろい、高級品から普段使いの器までを販売する「九谷茶碗(わん)まつり」が10月16日・17日の2日間、九谷陶芸村(能美市泉台町)と根上総合文化会館タント(大成町)をメイン会場に開催される。

人気ゲーム「星のカービィ」の絵付け体験

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 1908(明治41)年に九谷焼陶祖の慰霊祭をしたのが始まりとされる同まつりは、毎年5月の大型連休に開かれ、全国から18万人の客が訪れる一大イベント。コロナ禍により昨年はオンライン開催、今年は延期となっていたが、シャトルバスの運行や飲食販売は実施せず、会場を分散して密を避けることで、約2年半ぶりに対面販売を行うことにした。来場への感謝を込めた特別企画として、3万5,000円相当以上の九谷焼商品が入った「のみ感謝袋」を各店で1日1袋用意。5,000円で販売する。

 九谷陶芸村では14店が特設ブースを設け、九谷五彩をイメージした「スカイパラソル」がまつりを盛り上げる。体験館では、人気ゲームシリーズ「星のカービィ」の置物の絵付け体験(1,200円+絵の具代500円)もまつりに合わせて始まり、一体ごとにシリアルナンバーが付与されることから、オリジナルの九谷焼カービィを求めて既に多くの体験予約が入っているという。

 今年新たに会場として加わったタントには22店が並ぶほか、能美市内の自社店舗で直接販売する店もあり、能美市では市内のあちこちを回ってもらえるようデジタルスタンプラリーを行う。

 広報委員長の伊野功一さんは「久しぶりの現地開催となり、一歩踏み出せることに喜びを感じている。今年は感染対策の観点からも『能美市全体を会場に』というこれまでとは違うスタイルを取っており、ホームページでも市内飲食店を紹介するなどしている。まつりを通して能美をゆっくり周遊してもらい、楽しんでいただければ」と話す。

開催時間は9時~17時。

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