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加賀「土山ぶどう園」で巨峰のブドウ狩り 5万本のヒマワリ迷路も

「土山ぶどう園」園主の土山恭弘さん

「土山ぶどう園」園主の土山恭弘さん

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 加賀の「土山ぶどう園」(加賀市豊町、TEL 0761-72-4617)で7月31日、巨峰のブドウ狩りが始まった。

名物のヒマワリ迷路

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 50年以上前からブドウを栽培する同園。1995(平成7)年に直売所を設けた観光農園に転向し、「クイーンニーナ」などの珍しい品種も含め15種類のブドウを栽培。全ての粒に日が当たるよう、一房一房、はさみで形を整えるなど手間を掛けて育てており、均一に甘味を感じられるのが特徴。園主の土山恭弘さんは「ブドウ狩りを楽しい思い出にしてもらうために、外れの粒を作りたくない」と言う。さらに今年は梅雨明けが早く、天候に恵まれたため、強い甘味に仕上がった。

 訪れた人に楽しんでもらえるようにと、5万本のヒマワリ迷路でスタンプラリーを実施しており、抽選でブドウや割引券などが当たるようにした(8月9日まで)。土山さんが学生時代に北海道をツーリングして壮大なヒマワリ畑を見て感動したのがきっかけで、家業を継ぐと同時に荒地だった場所を開墾。3000坪のヒマワリ迷路を作り、見晴らし台も整備した。毎年5月から土作りを始め、7月末から8月上旬に見頃を迎えるよう調整する。併設するバーベキュー施設からも眺められ、多くの親子連れでにぎわう観光スポットになっている。

 土山さんは「今年は晴れの日が多く、例年よりもおいしいブドウになった。暑さ対策を万全にして、多くの人に楽しんでもらいたい」と話す。

 巨峰・ブラックオリンピアのブドウ狩りは、中学生以上=1,300円、小学生=800円、幼児=500円、2歳以下無料。9月下旬ごろまで。

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